どうも、こんばんわ。
昨日はブログに時間を捻出すると決めた7月から久しぶりにバイトで10時間潰したオレクヤンで御座います。
今回は、アルバイトについて綴って行こうと思います。
といっても、ただのアルバイトではなくて、ブラックなはずなのに、おかげで助かった話です。
正社員とアルバイトでは、またブラック加減が違って来るのかもしれませんが、それはおいておいて、俺が知人などに「これくらい毎日働いている。」とか話をすると、ブラックだねって言われたりしていましたので、世間一般的にはブラックな職場だったのだと思います。
ですが、これが俺にとっては失ったものや苦しくて辛い事も多くあったけど、今となっては救われたとこも大いにあった事に気がついてので、参考までにどうぞ!!
ブラック企業ってなんだ?
そもそもブラック企業って何を定義にしているのでしょうか?
ブラック企業問題の被害の対象は主に正社員であったのだが、2013年に中京大学教授・大内裕和が提唱した、非正規労働者が被害者となるブラックバイトという派生語も登場している。※ Wikipedia 参照
ブラック企業とは、違法行為を当たり前にした上で、過重労働を行うということで、まぁ大体間違いないのではないでしょうか?
とはいえ、世間一般的には、長時間労働やサービス残業などが多すぎるという理由でブラックと言われているのだと思います。
因みに、今回の俺の場合では、【ブラックバイト】に分類する形になりますね。
このブラックバイト。場所によっちゃぁ有り難い人も少なからずいるのではないでしょうか?
過重労働を行った結果、、、
俺が、某飲食店に勤め始めたのは、知人の紹介でした。
県外に何も考えず貯蓄もない・借金もある。早く仕事を見つけなくてはならない。
繋ぎでもいいからと、稼げるよと勧められ、面接に行きました。
職場は、今となっては特に人間関係も悪くなく、みんなで手をとり足を取りで仲良くやれるようになったので、問題ないのですが、如何せん過重労働が酷かった。
これも、今は規制が入って厳しくなってしまったので、そこまでひどい過重労働はなくなったのかもしれないが、逆にサービス残業が増えた正社員も多くいたでしょう。
結果的には、余計ブラックっぽくなってしまったのです。
失った物。
俺も、過重労働を行っていたのですが、労働真っ只中に不思議な感覚が常に頭をよぎっていました。
【何か大切な物を失っている気がする】という感覚。
これが当時よくわからなかったのですが、昨日久しぶりに長時間働いたら気づきました。
有限な時間。
非雇用、いわゆるアルバイトなので、時給です。
これは、時間を売っているという事です。
(んなこたー知っとるわという話ですね。)
でも、以外に気づかないし考えない人も多いと思います。
それだけ【時間】という存在が、いつもいつもついてまわっていて、存在しているという感覚があまり感じる事が出来ないからなんだと思います。
この時間という物が、【大切な何か】の何かだったんです。
体調。
これも、実にわかりにくく、気付いた時には限界でどうにもならなくなっていた人も多くいるのではないでしょうか。
ブラックに心を病んでしまう人の原因に、心身の疲れもあるでしょう。
本当にその通りで、体がいう事を効かなくなります。
店舗をあちこち回っていたので職場から家まで1時間半の場所から、24時間労働終わりの車で帰宅中、家まで後、数十メートルの所で寝落ち。
ミラーをふっ飛ばして、我にかえる。
ミラーの修復代は、その日働いた18時間分くらいの金額でした。
と、体に支障が出て、おまけに他にも支障が出てしまうのです。
体調その2
24時間働いて、家で10時間就寝後、翌日休みという事で泊まりで県外に出かける事にした時の話です。
出勤してから25時間後、家につくなり、布団でおやすみ。
10時間後目を覚まし、支度をしていざ出発。
高速道路に乗った瞬間から、眠気が。
それまで、何事もなく眠くなかったのに急に睡魔がおそってくるのです。
10時間も寝たのにです。寝疲れにしては、ちょっと違う感覚。
しかも、この日だけじゃなく、2連休の二日目に出かけても、同じ現象が起こるという。
原因はわからないですが、夜勤をやめてから現象がなくなったので、勤務体制がまずかったのではないかと思われます。
得たもの。
失った物は、大切な時間や体の調子でしたが、逆に得たものも多くありました。
これは、俺の働いていた飲食店が、特別そうだったという理由もあると思います。
お金。
時間を売っているのですから、勿論お金が貰えます。
対価というより体価という感じ。
時間と体を売って得たという感じではありますが、大卒初任給よりはもらっていたのではないでしょうか。
人間関係。
あちこちに店舗があり、あちこちに移動して仕事を任されていたので、あちこちに知っている人や話した事がある人がいます。
顔と名前が一致しないというような事は、多々ありますが、それなりに仲良くしていた人も多くいて、助けてもらったり助けたりという関係になれて、今でもたまに顔を合わせたりします。
県外に越してから、越す前からの友人知人以外全くの見ず知らずの人達ばかりだったのに、環境が公を制してくれました。
いまでも、少しだけ顔が広いです。
人間模様が見えた。
家に引きこもっていたり、毎日同じ人同士だと、人間模様がありきたりになってきます。
それが、ほとんど起こらなかったです。
必ず、毎日違う人に出会って、毎日いろんな人に触れていました。
これは、かなり有り難いと思っています。
人間関係について色々勉強出来ました。
本題。ブラックで助かった。
ここから本題ですね。前置きなげぇぇーー。
ブラック企業に務める事によって、助かった事があります。
それは、本当にありきたりな事で、おまけに普通の事なのです。
時給という強み。
ホワイト企業で働くと、残業は出るにせよ。月何時間までとか週どれくらいとか色々あると思います。
これが、ブラックで働いていた時、無関係でした。
月で考えると、24時間×31日=744時間働けたんです。
勿論、そんなには働いていませんが、ここまでやれない事はないという事です。
時給が仮に単純計算で900円だとすると、月669,600円稼ぐ事が可能です。
(寝ないから実質無理ですが、、、)
おまけに、8時間以上の労働は残業代で1.25倍だったかな?上乗せになるので、働けば働くほど、時間を売れば売るほど、金になったんです。
俺は、月に最大で300時間を超える勤務をしていたので、30万超えでした。
これが本当に助かった。
金がなくて困っていた俺にとっては、なくてはならない存在だったのです。
働いていない時間もつけれた。
休憩時間という設定がほとんどなく、(本当はあるのでしょうが、、)24時間働くとなると、24時間まるまる金になりました。
これが、おいしい。
飲食店で働いていると、クッソ暇な時があるのですが、これがラッキーチャンス。
スマホをいじっていても、金になり、飯を食っていても金になる不思議。
これは、本当に24時間を乗り切るためには必要な事でした。
何より毎月の手取り。
凄い恥ずかしい話なのですが、借金をしていて
一つの借金を一ヶ月送らせて、他を払うみたいな自転車操業みたいな事をやっていました。
なので、手取りが落とせない。
正社員になってホワイト企業に勤めたとして、手取りが半分になると生活出来ない状況だったんです。
こんな時に、最高のバイトでした。
まとめ。
これは、本当に良い方のブラック企業だったのかもしれません。
残業代も働いた分でましたし、遊んでいても出たので、俺にとっては助けられた企業でした。
かといって、世の中には【サービス残業】とか【不当賃金による労働】とか、いろんな元も子もない企業が存在しているのも確かです。
運がよかったと言えばそれまでですが、同じ職場で働く人に聞くと
「規制がかかった今、稼げなくて困っている」という声が多数上がっています。
悪が時に天使になる瞬間を表しているようにもみえました。
ブラック企業は「よくない」というのは、間違っていないのかもしれないが、少なからず俺みたいに救われていた人もいるのは、間違いないです。
おかげで、嫁との喧嘩は多いし、時間も失って、辛い事は多かったが、【おかね】という事だけで言えば、よかったのかもしれません。
因みに、手のひら返すようですが、時間の惜しさがお金に勝てず、今は長時間労働はやっていません。
しんどいしね!!!
すべてが悪ではないという一例でした。
あああああ、でも惜しい事した。時間がぁぁぁ。