どうも、こんにちは。オレクヤンでございます。
俺は、もともとミュージシャンになりたいと漠然と14歳の頃から意識していました。その頃から、世にある多くの曲でも洋楽を除いて、主に歌詞をよく聴いていました。
俺の中に響く歌詞が見つかると、それだけで俺は大好きな曲になってしまいます。
だからなのかは、わかりませんが一応専門学校も音楽のシンガーソングライターの道に進み、作詞をしてきました。
そんな俺が、スゲー魅了された歌詞を5つ選んで見たので、新しい曲の発見や作詞の参考にして見てください。
皆さんは、現代の曲の歌詞をどう思いますか?
俺は、現代の歌詞に疑問を感じたことが多々あります。
といってもですね。大物の作詞家達がこぞってヒット曲を飛ばしている中で、こんな売れてもいない俺が、物申すのもいかがなものなのは重々承知しているのです。
ですが、どうしても歌詞にピンっと来なかったりするのです。
曲調は歌謡曲の作りになっていたり、覚えやすくていい曲なのに、歌詞が頭に入ってこないのです。
大事なのは、歌詞よりリズムや雰囲気なのでしょうか?
俺より年上の40代、50代の人たちも、俺の周りではこぞって、
「昔の曲はいいな!頭の中に情景が浮かびやすいんだよ!!」
と言っています。
俺もそう思うので、今回選んでみました。
かもめが翔んだ日 渡辺 真知子
その時、一羽のかもめが翔んだ。
作詞 伊藤アキラ
ど頭の歌詞です。
頭からこんなに景色を想像できるインパクトは、なかなか知りません。
ハーバーライトというものが、どんなものかわかりますか?
俺始めてこの歌詞を耳にした時、ハーバーライトってなんなのかわからなかったのですが、この曲のすごい所は、このハーバーライトがなんとなく想像できるということ。
これは曲のリズムだったりすることも大いにあるのは事実なのですが、この歌詞を曲に乗せずに読んでも、ハーバーライトを想像できませんか?
この曲には、名曲だけあって他にも俺を魅了してくれる歌詞が存在します。
絵になる港の景色だけ
潮の香りが苦しいの
嗚呼 あなたの香りよ
歌詞 伊藤アキラ
いかがでしょうか?
わかりやすいのに切ない歌詞、海辺にたたずむ女性の哀愁がすごく伝わってきませんか?
この哀愁感が、俺が選んだ理由です。
夢は夜ひらく 三上寛(みかみかん)
九になりゃまだまだいい方で
四(死・し)に四を足しても苦になって
夢は夜ひらく
作詞 三上寛
もともと、ムード歌謡やフォークソングとかが大好きで、初めて聴いたとき一発目に魅了された歌詞です。
これの意味が、滅茶苦茶考えさせられる。
七に二を足しゃ九に、、、そりゃなるわな。
でもなぜ四に四を足すと苦になるのかいくら考えてもわからなかったのです。
これ眠れなくなるくらい一夜中考えてしまいました。
散々悩んだ結果、俺個人の独断と偏見ではありますが、
【質屋に荷を持っていけば9万になるが、身内が二人死んだら香典が9万になる。】
という意味と捉えています。
今じゃ考えられない歌詞です。
皮肉のような、第三者に伝えたい思いなのか、悔しさなのか、色々な感情がこの歌詞に多く含まれている気がしてなりません。
勝手にしやがれ 沢田研二
朝までふざけよう ワンマンショーで
嗚呼〜〜〜
作詞 阿久悠
有名な曲から一節。
この歌詞は、小さいことからスゲーと感動していました。
両親がこの曲が大好きで、よく車の中で聴いていたのですが、幼いながらにこの歌詞を聞くたびに情景が目に写っていました。
まず、部屋に一人という情景がワンマンショーという言葉ではっきり伝わって来ます。
このワンマンショーという歌詞の中に、【投げやりになっている様】や【悲しさや哀愁】などの悲しい感情がすべて含まれているように聞こえます。
朝までふざけたくなるくらいの悲しい別れだったのでしょう。
その後の嗚呼〜というところも、哀愁が漂っています。
この部分はリズムの問題や、曲の雰囲気を出すのに嗚呼というように歌っているのかもしれませんが、これがいい!!覚えやすいですし、悲しさと嘆いている様も見渡せます。
恋をするだけ無駄なんて シャ乱Q
泣き声のまま 「いないよ」と叫ぶ作詞 つんく
少し、最近になって見ましょう。
といっても、今の10代にしてみたらだいぶ古い曲なのかな。
俺も18歳くらいまで知らない曲でしたから。
もともと、シャ乱Qの曲をあまり知らなくて、聴いてみたくて中古でアルバムを買ったときに初めて聴いた曲ですが、アルバムの中では一番好きな曲です。
まるで、曲の頭から最後までドラマを見ているような感覚にとらわれる曲です。
泣き声のままいないよと叫ぶって、悲しすぎじゃないですか?
この曲を知ったとき、失恋していてからこそ余計に頭に残っています。
歌詞のような行動を危うくとってしまうところだったのを覚えています。
くそくらえ節 岡林信康
「きみたつ、わたすをはなれては まんず生きてはゆけない身の上さ」くそくらえったら死んじまえ くそくらえったら死んじまえ金で買われた奴隷だけれど 心は俺もの
作詞 岡林信康
この曲は、キャッチーな曲なのにすごい歌詞が乱立しています。
序盤ではありますが、この歌詞が好きな部分です。
どんなことを言われても、自分の曲げないところは譲らず、自分をしっかり持っている感情が伝わって来ます。
日本ならではの歌詞ですね。
会社に属して生涯をその会社に委ねるような社会がまかり通っていた時代なのでしょうか?
お国の社会情勢とか俺は馬鹿だからよくわからないけど、どんなに金で使われても自分はしっかり持っていきたいと、心を動かされる歌詞です。
まとめ
俺が今この記事を書いて思ったこと・・・・
本当に哀愁が漂う歌詞が好きなんだなと気付かされましたw
27年間、音楽を聴いてきたけど、ムード歌謡とか、フォークソングとか哀愁第一!!みたいな歌詞に魅了されてしまいます。
皆さんはいかがでしたでしょうか?
最近の曲は素晴らしいですが、どうしても昔なつかしい曲で歌詞がはっきりしている曲が俺は大好きです。
皆さんの好きな歌詞があれば教えて頂きたいです。
ありがとうございました。